こころのいろ

日々の出来事を綴っていきます。

生命の感謝と祈りの絵

 

 

探し物中に見つけた東山魁夷の絵はがき。
訪れた先で絵はがきを購入する事が多い私です。

これは7年程前、県立長野美術館を訪れた際に購入したものです。

 

東山魁夷と長野県との繋がりは、東京美術学校の時に旅した信濃路でキャンプするつもりが大雨となり雷が鳴り響き困り果てて農家の戸を叩いて事情を話して泊めて貰った事から始まります。

その時家主に誘われて出掛けた美しい月夜と静かな山峡の眺めに魅せられ、その後、山国を良く旅をし、信濃路の自然を描くことが多くなった事。

信濃路での旅が、風景画一筋だったという大きな影響を受けた事に後々気づく事になったようなのです。

そして、年を重ねて自家所有に作品の処置について考えた結果、故郷のように作品を育ててくれた長野県への寄贈を決めたと事です。

長野県は、寄贈を受け展示する為に県立長野美術館に併設し東山魁夷館を造ったとの事のようです。

 

東山魁夷の青と緑の色づかいは信州の色なのでしょうか?

東山魁夷の描く絵は、静寂、緑、心を落ち着かせてくれます。

代表作の一つ「緑響く」「白馬の森」のモチーフになったのは御謝鹿池(みしゃかいけ)長野県茅野市のようです。

訪れてみたい所がまたひとつ、楽しみもまたひとつ増えました。

 

今朝のこころのいろ

あおみどり (東山魁夷の世界に魅せられて)

 

素敵な一日になりますように