今週のお題「試験の思い出」
おはようございます。
試験の思い出の記憶は、鉛筆の音と香水の匂いです。
県外からこの地へ引っ越しをして採用された会社は高齢社長で後継者がいませんでした。
当時、40代半ばで入社し、近い将来に会社存続危機を感じた私は、次のステップに備えて資格習得に励みました。
目指した資格は宅地建物取引主任者(現在は、宅地建物取引士)です。
独学で取得するまで5年程掛かってしまいました。
民法が苦手で問題を理解し、4択の答えを理解し正解を選択する事に戸惑うことがしばしばありました。
試験が始まり、静まり返った会場に鉛筆の走る音が聞こえてくるという時は、集中できていないという事。
考えても考えても答えを導く事が出来ない焦りが拍車を掛けます。
サラサラ、カツカツ・・・・・、ずいぶん煽られました。
それに加えらた強い香水の匂いは、最強に集中力をなくしました(笑)
毎回試験が終了すると、何とも手ごたえなさに意気消沈していました。
合格した年の試験日は雨でした。
一生懸命勉強して臨んだはずの試験の手ごたえは感じられませんでした。
帰りのバスの中で、分厚い参考書、精読されたページを見ながら試験の答え合わせをしている若い女性を遠くで眺めながら、どれだけ勉強したら合格するのかなぁとぼんやり考えて帰宅しました。
それから1か月半、合格発表の日、自宅の郵便受けの中に合格したとのハガキを見つけた時は本当にうれしかったです。
幸い勤めている会社は、経営者が亡くなった後、中心になって会社を支えてきた従業員が社長就任し会社は存続出来ました。
資格の勉強を始めた事がきっかけで、いくつか資格を取得した事が私のお宝ものです。
今日は仕事お休みです。
どうぞ良い一日になりますように。
これから試験に向かって頑張っている方、応援しております。
落ち着いていきましょう!!
今朝の血圧
104/80 (検診が近いです。ビールを控えたら数値が落ちた 笑)
今朝のこころのいろ
信号のいろ (赤 成功の色、 青、黄 落ち着く色)